2015年05月19日

ターボコンパウンド掃除機のプロポーザル

諸君、私は掃除機という家電が大好きだ。

だが近年、ダイソンのルートサイクロンテクノロジーによって、我が国産の存在意義が爆砕されてしまった残念を感じている。
(すみません、偉そうなこと言って、ダイソンのDC45の超絶愛好家であります。ごめんなさい。)

ルートサイクロンテクノロジー。
それは、粉体分離器を二重にし、高速分離の第二次遠心分離行程を搭載するダイソン社の鉄壁の特許である。
これの能力は凄まじい。かつて宣伝で、最大分離荷重10万Gとか言っていたが、これは、原子力のウラニウム濃縮技術に肩を並べる。
理論的に言えば、極めて微細な粉塵を空気中から分離するため、排気はあらゆる掃除機の中で最も綺麗である。おならを吸わせても(ry
(ただし実用上での感想としては、必ずしも理論通りではなくて、吸引ファンの回転が上がる1秒未満の世界において、粉体分離器が理論性能に達しない時間が存在する。その時、髪の毛のような大型のゴミが分離行程をすり抜けてきて、吸引器寸前のプレフィルターのところまでやって来る。個人的にはこのプレフィルターがHEPAクラスの高性能フィルタだったとすれば完璧製品だと思っているが、どういうわけかそうじゃない。キャニスター型モデルではそれっぽい製品はあるようだが‥)

しかしだ!!

長らくダイソンの独壇場だったこの高性能粉体分離掃除機というジャンルにおいて、昨年ついに挑戦者が現れた!

東 芝 である。

東芝が何をやったかといえば、ダイソンが最大限の空間効率で第二次分離器を配置しているところを、超絶ダサい配置にしてなんとか特許を乗り越えてるっぽい。。
いや、それでもあっぱれだ。よく頑張ったと思う。日本製掃除機は小道具の限りにおいては、世界最強であったのだ!!!
これは断言しよう。私は子供の頃からエレクトロラックス製の舶来品やセントラルクリーナーを含む実に多種多様な掃除機に囲まれて過ごしてきた。が、我が国の住宅事情に最も適合し、高い使い勝手を発揮できるのは結局、我が日本製をおいて他にないというのが率直な意見だ。が、掃除機の本質的に最も重要な部分たる集塵システムにおいては、ダイソンに勝てるメカは全くなかったと断言しよう。しかもダイソン氏、侮れないのは、日本製の”製品”開発手法を研究し尽くしていることである。吸引力そのものよりも、その持続力とモーターヘッドの性能こそが小道具部における重要項であることを看破している。さらにアフターサービスは相当なものである。これは手強い。というか私はすでにダイソン信者だ。
だけれども、国産掃除機復権にかける東芝も、内心密かに応援しているのである。

が・・・

http://www.toshiba.co.jp/living/cleaners/vc_cl1200/

point1_2.jpg

設計者の野心的がんばりを、どうも営業の人は理解していないのではないか?ターボという単語を使われると、どうにもうずいてしまう。2つほど物言いをしたい。

1.ターボ原理ではない。排気エネルギーを回収するタービンが存在しない。
いやひょっとすると画像で黒くなってるところに存在していて、
本当にターボコンパウンドの動力構造をしてるのかもしれないッ!
‥なわけはないだろうなw
格好良く言いたいのなら、セントリフューガル・バキューマーとでも言っておけ。

2.ネオジウム磁石というものはない。ネオジム磁石、である。

そんな東芝公式の宣伝説明を読んで私の脳内で湧いて出たビジュアルは下記の通り。

a74df889feb9e12b87b82b13b54.jpg

これまで捨てていた排気エネルギーをターボコンパウンドシステムで回収することにより電力能率が20%向上!
電池もちが劇的に改善しましたので、これまでよりしっかりとお掃除いただけます!


がんばれ、国産!w

posted by mao9821 at 00:00| Comment(0) | 読み物
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