
桜が咲いてきましたので、きっちり雪を溶かしましょう。
ロシアで今も活躍する冷戦初期の遠心ターボジェットエンジン、クリーモフ・VK-1です。一年前作。
元はロールスロイスの遠心ターボジェット”ニーン”。大戦終結後、英国が疲弊と混沌の時代に突入していく中で、超絶財産をうっかりソ連にさしあげてしまった結果出来上がったもののひとつ。Mig-15のエンジンとして有名です。中国でもコピーされたとか。そうした政治次元の話以外にも、RRの工場を見学したソ連の人々の靴の裏には、工場での削り屑を採取する仕組みがあったなど、黎明期のタービンエンジンの歴史には、飽くなき冶金の切磋琢磨があるわけです。
なお、コンプレッサホイールの回転方向に対しタービンが逆回転に描いてあります。これは、Wikiの写真が暗くてよく見えず、こう見えたため疑問点としてそのまま描きました。本物を見たいです。(あとから目を凝らしてみたらコンプレッサとタービンはちゃんと同じ回転になるような羽根になってた)
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で、いつ出版するのですか?
「ハワワでホヨヨな世界の駄ッ作家電」
出版→販売 が簡単な時代になりました。
構想ノートもそろそろ描きたまってきたのでわ…(わくわく)
世界の…、
思えば先日、最新のインドのクーラーの作り方に感動していました。