2019年08月06日

原爆の日・ヒロシマに一番電車が走った

フィクションですが『この世界の片隅に』は素敵な作品です。
私の母が東京大空襲を経験しているのと、父方の大叔父がひめゆりの塔に名があるので、私はそうした話を聞いて育ったのですが…、かような視点から、こうの史代さんの作品はヒロシマに限った話というよりも、戦中や終戦直後の普遍的描写表現が的確に感じます。尤も、ああしたタッチでは表現できないどす黒い話がそこら中にあったことも知らなくてはいけないと思いますが。その点で『アドルフに告ぐ』や『火垂るの墓』は結構踏み込んでいたとは思います。が、終戦直後の混沌の黒さは、昭和中期の任侠映画や兜町事情に尋ねてもよろしいなと。ただそれでもなお前を向いて歩み始めた日本人、そんな描写を『コクリコ坂から』などに求めていたいところです。

いささか脱線しました。
私的には、実話の『ヒロシマに一番電車が走った』がとても素敵なのでおすすめしたいです。
11年ほど前にも絵を描きましたが、当時の方々が真剣に生きた空気を表現できていなくて不満足でした。

20190807.jpg


posted by mao9821 at 23:00| Comment(2) | ILLUST
この記事へのコメント
こんにちは!
素晴らしい笑顔! 家に戻れば大変な現実がまっているかもしれませんが、同世代の友達と会った時はこうしていたいものです。
私の父も祖母に手を引かれて、飛鳥山の防空壕に避難した経験を語ってくれます。
恐ろしい光景と今ある平和な風景は
セットで考えなくてはいけないなぁと
思いました。

とにかく真魚さんの新作がせ観れて
しあわせな気分です!
Posted by rin at 2019年08月14日 10:45
なんと、rinさんのお父様は飛鳥山でしたかー。
いまではハイカラなプチモノレールが走っていますね。

いつも新しい絵を楽しみにしてくださりありがとうございます!
Posted by 真魚 at 2019年08月16日 14:55
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