2016年09月16日

ウーフーの方位探知器

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好きな飛行機のひとつですが…、第二次大戦中のドイツの夜間戦闘機He219ウーフー、そのお背中にある、一瞥してなんかのタービンに見えるトキメキのメカは一体何なのかと長年疑問でした。質問のキッカケをえて、これが Peil G6 という方向探知器であると知ることが出来ました。ほっけ=うるふ氏、誠にありがとうございました。

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「闇夜に出撃する貴方の味方!本日はドイツ製方位探知機のご紹介です!!」(甲高い声で)

ネットで調べられる範囲の資料と想像補完で Peil G6 を描いてみました。
現代、というか戦後世界的に航空航路で整備されたVOR(超短波全方向式無線標識、軍用はTACAN)の黎明期のようなものでしょうか。稼働アンテナの電位制御に放射電極とおそらくガラス板を用いる絶縁方法とか、そのためのビスの位置やら補機材回路の美しさやら表示器の造形やら…、ああテレフンケン!!
なんで人類はコレほどのモンを作っておいても、程度の低い感情衝動に心を任せて壊し合い、殺し合いをしちゃうんだろうと。ヒトラーがこうしたメカを作り出せるわけがないのに、これほど知性あふれるメカを作った人たちの多くは彼を支持するにいたるのですから、人類の感情のバブルとバーストたるや一体なんの宿命なのだと。
さて、このシステムを機能させるには地上基地局が不可欠かと思いますが、ソビエト方向に版図を広げたナチスドイツが、こうした基地局をどのように整備させ、また、撤収させていったのか、少々気になったりしました。似たようなところでナポレオン時代の腕木通信機の中継施設が敵の攻撃に晒されて防戦しているイラストを見たことがありますが、つくづく、人智と争いのワンシーンに深く感慨を覚えるところです。

posted by mao9821 at 15:30| Comment(2) | SKETCH

2016年09月14日

ジェットエンジン

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20世紀のJT8Dと、21世紀のGEnx。いずれもターボファンジェットエンジン。
ジェットエンジンというものが当初期待されていたのはロケットのような噴射反動であって、黎明期のものはその巨大な燃焼室が特徴です。人類はやがて、大量の燃料を燃やすだけではカネがかかるわりに大したこと出来ないことに気づき始めました。
そこで高圧燃焼ガスからさらに動力を抽出して、風車を回すことにしたのがターボファンというわけです。しかも、プロペラ推進のように空間のなかに軸流で存在する回転エネルギーよりも、筒っぽによってエネルギーが変換される能率の良さが20世紀の初頭に発見されていました。ターボジェットの筒型コアの同心円で、そうした原理を実施するのはとても都合が良さそうです。けれどそうしたダクテッドファンを、ジェットタービン駆動の高速回転で実用化するには、大変な冶金の進歩を必要とすることとなりました。強大な遠心力や不慮のバードストライクをなかなか克服できなかったのです。その研究の過酷さは、後に名門ロールスロイスを潰したほどでした。
そこでつなぎとして、比較的低出力のターボジェットをギヤで減速して従来のプロペラを回す、ターボプロップというものが考案されていきました。それはそれで用途を決めるととても能率が良いもので、今ではプロペラ機のエンジンとしては主流となっています。しかし、大量高速輸送の時代はすでにB707やDC8によって開かれていて、より燃費の良い効率的なジェットエンジンが渇望されていくこととなります。そんな過渡期のなかで登場し、B727や初期のB737、DC9といった新世代短距離機に採用されて高い評価を得たのが、JT8Dでした。
そして人類はいろいろとこねくり回すこと1世紀、能率追求の幾何学はいよいよ凄いことになっているのが最新式のターボファンエンジンです。見る角度によって全て表情が違うファンブレードなんか、よくこんなもんに至ったものだと感嘆します。
ここで改めてJT8DとGEnx、その燃焼室の大きさの違いに是非ご注目ください。かつてはロケットのような燃焼室が、燃料を炎と騒音に変換していました。そんな高圧燃焼ジェットは、いまでは最後尾の動力回収タービン群を回すためにつくられています。消音花弁ノズルを備えたJT8Dに対して、タービンだらけのGEnxです。そしてその出力軸を前方に延長して巨大な炭素繊維のダクテッドファンブレードをまわし、強力な推力を作るのです。

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こちらは、ターボファンエンジンの黎明期。ターボジェットコア部分は、可変ステーターという凝ったギミックによって性能を追求し、マッハ2を出す戦闘機用エンジンの傑作、J79です。それをデチューンして商用化したものは、まだファンブレードの能率的制御を確立できていませんでした。こうした技術的特異点というのは繰り返しているもので、前時代はちょうど20世紀初頭タイタニックの頃に存在しています。レシプロ蒸気エンジンを回した蒸気エネルギーの残りカスでタービンを回してみたものの、スクリューに直結していたため動力としては能率が良くなかったわけです。これがやがて減速機構を備えたギヤードタービンとして成立していくのですが、飛行機の場合はなかなか重いギヤを載せられない。何かとギアがあるにはあるのですが、エネルギー出力軸に対してはギヤではなく複数軸と多段のタービンによって能率が追求されるのが主流となっていきます。現代では軽金属の発達によって、ギヤードターボファンエンジンというものも出現しました。三菱のMRJのエンジンがそれです。
さて、絵は、大好きな飛行機のひとつ、シュド・カラベルにCJ805-23が搭載されている写真を見つけてしまって、その後姿に激萌えしたことを言いたかったのです。CJ805-23、-23ですからね、お買い求めになるときはお間違いのなきよう。23が取れるとファンブレードが無くなって、ターボジェットモデルになります。ご注意ください。

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カラベルついでに世界初の”実用”ジェット旅客機として知られるコメットを(”世界初のジェット旅客機”はアブロ・ランカストリアン)。
なんでカラベルでコメットなのかというと、シュド社がカラベルを設計するにあたって、楽できるところは楽しようとした結果、カラベルのお顔はコメットと同じになりました。ということです。なにせ戦後の疲弊期です。極秘裏に英仏合併がフランス側から打診されていたことが後に明るみになって物議を醸しました。でも実際は、カラベルのリアエンジンマウント・プレーンウイングの特許はフランスにかなりの富をもたらすに至ります。ちなみにこのお顔の意匠はコンコルドまで受け継がれます。
対するコメット。レシプロ機時代の設計水準でリベット打ってたら、窓形状の応力分散から負荷かかって金属疲労で空中分解に至るという歴史的事故が起きました。
それを乗り越えたあとでなお、第一世代のゴーストエンジンが採用されたモデルが4機だけながら作られていたんですね。初めて知ったときはゾクゾクきました。COMET-1XB、それは完璧なコメットといっていいでしょう。
巨大な遠心圧縮機と大型のカン型燃焼室に、たった1枚のタービンとステーターで構成した極めて単純なターボジェットエンジンを4基束にして、旅客機が飛んでいたことがとってもとってもツボなのです。

さて。

ここで取り上げている時代の旅客機をぜひ、航空会社シミュレーションゲームにおいて登場を強化していただきたい!!エアマネジメントとか、エアタイクーンとかッ!!!(笑)

posted by mao9821 at 21:20| Comment(2) | SKETCH

2016年08月28日

タンポポシティ

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友人のiPadPro、サイゼリヤにてワンドローイング。

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iPad4+JotTouchでワンドローイング。ちなみに、5ストローク中3ストロークくらいが強制消しゴム自動起動。塗る、消される、戻る、塗る、消される、戻る、塗る、塗る、消される、戻る、消される、戻る。そんな世界。

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再び友人のiPadPro。iPad4の1/10以下の時間で絵面を立ち上げることができる。本当に最高。

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procreateの平筆でセーラー服の3本線を描くと本当に至福。(iPadPro)

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おむかいさんのベランダが良い色を出していたのでメモ。(iPad4)


posted by mao9821 at 10:20| Comment(0) | ILLUST

2016年08月22日

あきのすじ

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クリスタルカラーの盛夏の日差しの足元に、
二筋の秋のささやきがちりばめられていました。


友人のiPadProにてダッシュ描き8割+PhotoshopCS2intuos3が2割。

posted by mao9821 at 00:36| Comment(0) | ILLUST

2016年08月19日

剣道娘図

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「おはよう乙女たち。これまたカッコいい」
「おはようせんせ」
「決闘でも始まるの?」
「そう、勝ったらアイスおごってもらえるの」
「おし、じゃあ僕も賭けるゾ」
「部外者は寺銭倍ね、倍!」
「きみたち、そんな言葉を‥」


友人のiPadProにて線、PhotoshopCS2+WACOM intuos3にて塗り。ぬわんとかしてProcreateの感動をPhotoshopにも持ち込めぬものかあ!と頑張ってみました。

posted by mao9821 at 22:33| Comment(0) | ILLUST